6月になると鮎漁が解禁され、食卓にも並び始める。
近所の人が漁に出て、売るには小さい物をどっさりと分けてくれるからだ。
小学生の頃は、知らないおっちゃんが「お父ちゃんかお母ちゃんに渡しといて」
と名乗らずに発砲スチロールを置いていく事が多々あったが、
僕が何も言わなくても「ああ、○○さん、鮎漁いっとったんや」
と母親なんかは一人で納得していたものだ。
因に、秋には松茸で同じ様な事が起こる。
先日、池田町のきせるにお邪魔した時に食べさせてもらったのは、
鮎料理の中でも、ちょっと面白い一品。
小さな鮎は唐揚げにする事で、丸ごと骨まで食べられて美味しいのは勿論、
この右上にある「たで酢」というのが美味しかった。
あの、「蓼食う虫も好きずき」のタデである。
持ってきてくれた方は、家の直ぐ下で鮎が採れると言っていたので、
夜になると、川の音が一段と大きく聞こえるのだろう。
うるさくて寝られないと言う人も居るみたいだけど、
僕はあの音を聞くと落ち着くので、すごく好きだ。
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