2013年6月30日日曜日

57

90年代はデザイナーにとってバブルだったと思う。
狭義にデザインする事、それ自体が価値を持っていたという意味で。
直接的な対価が伴わなくても、発注者は価値を感じていた。

優勢を誇っていた広告代理店を思い出すと、構造がより分り易い。
1つのプロジェクトで、まるっと幾らという価格設定で、
その中からデザイン料なりの外注費を差し引いたのが利益。
建設業の景気が良かった時の話と似ているのが興味深い。

そう考えると、今のデザイナーの仕事は、
90年代と内容が違って当然かもしれない。

マーケティングやコンサルティングは当然の事、
何だったら売上を担保するリスクすら
求められる様になっても不思議ではない。





ここ最近主流の、商品の中身を事細かく説明した
品名とデザインにうんざりしていたけれど、
そういうのって、簡単に「村上隆って嫌い」
と言ってしまうのに近い様に感じる。

と 、日本の片隅にある歩危マートで思った。

2013年6月29日土曜日

56

1時間の道のりも何のその。
ともかく良く行く仏生山温泉。

田舎で何か面白い事をやりたいと言う人は多いのだけれど、
街中でやってる事をトレースしようとしている場合が多く、
そんな事しても劣化するか違和感しかない。

田舎でしか出来ない事だからこそ、わざわざ行く価値があるのに。

2013年6月28日金曜日

55

車で30分の距離は、徳島の田舎では一駅隣り位の感覚。
気が付けば、週に1回は池田に行っている。

知らない人に出会うのが好き、というのもあるけれど、
毎回、違う用事なのに場所がいつも池田というのは地力か。

ミーティングが終わり、懇親会という流れの中で、
誰かが外にセッティングしようと言い出せば、
気が付いた時にはこんな感じに。

行き交う近所の方との会話も楽しい夜だった。

2013年6月27日木曜日

54

出張先での予定が思いのほかスムーズに進んでしまい、
15時まではかかると言われていたのに、午前中で片付き、
頼んでいた弁当を食べるタイミングを失ってしまった。
事務所に持って帰って食べるのも味気ないと思い、
帰り道にある美濃田の淵で昼食をとる事にした。

食後に缶コーヒーを飲みながら、
目を通せていなかった資料を読んでいると、
流れでPCを開けてしまったのだけれど、
これまた滞っていた事務作業が捗ってしまった。

ノマドワーカーなんて仕事のやり方は信じていないけれど、
たまの息抜きとしては良いかも。
あまりクセにならない様にしないと。

2013年6月26日水曜日

53

徳島の上板で藍と向き合う2人組が初めて作品展を行った。

予定が重なってしまい、会期中は行けそうにないと
一度は断りの連絡を入れていたのだけど、
どうにかこうにか用事を片付けて、
最終日の、それも閉店間際に駆け込む事が出来た。

展示は、藍の魅力と可能性と窮屈さの中で
模索する今の2人が良く理解出来る内容だったと思う。

UAやカコイミクのライブなど、
ステージ装飾などの依頼も続いている様だけれど、
今後、どういう形で表現が商品になっていくのか
楽しみにしている自分は下世話と言われそう。

2013年5月9日木曜日

52

「公民館の道を西にずっと行ったら、急な下り坂になるでしょ。
 その坂の手前にあるヨウカン屋で10本入を2つ位買ってきて。」

従兄弟がお使いを頼まれたというので
ホイホイとついて行く事にしたのだけれど、
家から車で30分離れた池田となると、
知らない事ばかりなのが最近楽しい。

従兄弟の家は、あっさりした甘さが好みで、
昔から「ヨウカンならここ」と決めているそう。


従兄弟が2箱、僕も1箱お願いして包装を待つ間、
お店の中で「へえー」といちいち感心していたら、
催促した様な感じになってしまい、一本ずつ頂いた。

表面のザラメの食感もおいしかった。

2013年3月6日水曜日

51

高知に泊まった次の朝は決まって二日酔い。

前日深夜のしじみラーメンのおかげで、
動けないという最悪の事態は避けられているが、
どうしても目覚めスッキリとはいかない。

でも、それが日曜日なら心配は無用。
 


日曜市で売っている果汁100%の
柑橘ジュースを飲めば良い。

初めて見た時には500mlのペットボトルで
400円を超える値段に躊躇したが、
前晩、一緒に深酒した友人達が
当たり前の様に手に取っていたのを見て、
真似して買って以来、
先ずはこのブースを目指すのが定番化している。

この日に出たばかりという清見の
気持ちよい酸味が、一日を保証してくれた。

2013年3月5日火曜日

50

僕が住む東みよし町からだと、
鳴門市に行くより高知市に行く方が感覚的に近いし、
同じ時間をかけるなら高松市に行けば高速料金を払わなくて良いし、
更には「谷川米穀店」のうどんを食べたければ30分で行けてしまう。

おのずと口は讃岐うどんの評価軸に仕上がっており、
「うどん」と「讃岐うどん」は「スパゲッティ」と「パスタ」位に
遠い物だと思い込み、勝手なヒエラルキーを作っていた若造には
強烈すぎた「なるちゅる」という思想。


特に、あそこ食堂のわかめが入ったヤツは
最低でも月に一回は食べたくなる。

2013年1月24日木曜日

49

日本全国どこに行っても、
古民家や長屋を使ったお店が目立つ様になった。

日本史が苦手だった自分でも、
築100年の趣きには感じる部分があるし、
それ以上に、今では再現出来ない技術と素材は
出来る限り残すべき財産という結論は当たり前だろう。
雰囲気の良さそうな再生古民家があれば、
それ目的で遠出するのも楽しいものだ。
   
とか言っておきながら、一番好きなのは
掘建て小屋の様な、実用性だけを考えた建物。

そんな場所を運良く使わせてもらえないかと、
気になったら車から降りて見入ってしまう。
田舎では、無い話とも言えないから。

2013年1月15日火曜日

48

生まれ育った徳島東みよし町には天然記念物の大楠がある。

太い幹と枝振りは、本当に雄大で美しいのだけれど、
子供の頃からそこに当たり前にあったものだし、
そもそも、樹齢の長い大楠というのは、日本各地で聞くので、
特別、話題にする事は無かった。

最近、この大楠の直ぐ横に「おおくすハウス」という建物ができ、
週末は地域の産品を販売している様で、
春には2階でワークショップなどを計画しているとの事。

まだ、行ってないけれど、楽しみだ。

行っていないと書いたけれど、
正確には、行ったけど開いていなくて、中に入れなかったのだ。

その代わりに、関西から来たという樹木マニアに声をかけられ、
色々としゃべったのだが、あちらが望む様なトリビアを
一切持ち合わせておらず、申し訳ない限りだった。
曰く、「とにかく枝振りがすごい」という話だった。
マニアらしく最高潮のテンションでそんな事を捲し立てられて
何だか嬉しくなる自分に、ここで生まれ育った事を再確認できた。

2013年1月13日日曜日

47

僕の今年のスタートは、かつて、自由民権運動の志士たちが 
イノシシ狩りと称して決起集会を開いた高知の土佐山からだった。 

コミュニティー ビジネスというと、一気につまらなくなるが、 
そういうフォーマットありきではない動きをしている 
数人の呼びかけに集まった人数は150人を数えた。 

販売会でも展示会でもなく、更には講演会でもない、 
この集まりを説明するのは難しいけれど、
高いモチベーションが集結していたのは間違いない。

 

振る舞われたシシ鍋が自由民権運動の決起集会を彷彿とさせる
という仕掛けも気が利いていた。