2013年5月9日木曜日

52

「公民館の道を西にずっと行ったら、急な下り坂になるでしょ。
 その坂の手前にあるヨウカン屋で10本入を2つ位買ってきて。」

従兄弟がお使いを頼まれたというので
ホイホイとついて行く事にしたのだけれど、
家から車で30分離れた池田となると、
知らない事ばかりなのが最近楽しい。

従兄弟の家は、あっさりした甘さが好みで、
昔から「ヨウカンならここ」と決めているそう。


従兄弟が2箱、僕も1箱お願いして包装を待つ間、
お店の中で「へえー」といちいち感心していたら、
催促した様な感じになってしまい、一本ずつ頂いた。

表面のザラメの食感もおいしかった。

2013年3月6日水曜日

51

高知に泊まった次の朝は決まって二日酔い。

前日深夜のしじみラーメンのおかげで、
動けないという最悪の事態は避けられているが、
どうしても目覚めスッキリとはいかない。

でも、それが日曜日なら心配は無用。
 


日曜市で売っている果汁100%の
柑橘ジュースを飲めば良い。

初めて見た時には500mlのペットボトルで
400円を超える値段に躊躇したが、
前晩、一緒に深酒した友人達が
当たり前の様に手に取っていたのを見て、
真似して買って以来、
先ずはこのブースを目指すのが定番化している。

この日に出たばかりという清見の
気持ちよい酸味が、一日を保証してくれた。

2013年3月5日火曜日

50

僕が住む東みよし町からだと、
鳴門市に行くより高知市に行く方が感覚的に近いし、
同じ時間をかけるなら高松市に行けば高速料金を払わなくて良いし、
更には「谷川米穀店」のうどんを食べたければ30分で行けてしまう。

おのずと口は讃岐うどんの評価軸に仕上がっており、
「うどん」と「讃岐うどん」は「スパゲッティ」と「パスタ」位に
遠い物だと思い込み、勝手なヒエラルキーを作っていた若造には
強烈すぎた「なるちゅる」という思想。


特に、あそこ食堂のわかめが入ったヤツは
最低でも月に一回は食べたくなる。

2013年1月24日木曜日

49

日本全国どこに行っても、
古民家や長屋を使ったお店が目立つ様になった。

日本史が苦手だった自分でも、
築100年の趣きには感じる部分があるし、
それ以上に、今では再現出来ない技術と素材は
出来る限り残すべき財産という結論は当たり前だろう。
雰囲気の良さそうな再生古民家があれば、
それ目的で遠出するのも楽しいものだ。
   
とか言っておきながら、一番好きなのは
掘建て小屋の様な、実用性だけを考えた建物。

そんな場所を運良く使わせてもらえないかと、
気になったら車から降りて見入ってしまう。
田舎では、無い話とも言えないから。

2013年1月15日火曜日

48

生まれ育った徳島東みよし町には天然記念物の大楠がある。

太い幹と枝振りは、本当に雄大で美しいのだけれど、
子供の頃からそこに当たり前にあったものだし、
そもそも、樹齢の長い大楠というのは、日本各地で聞くので、
特別、話題にする事は無かった。

最近、この大楠の直ぐ横に「おおくすハウス」という建物ができ、
週末は地域の産品を販売している様で、
春には2階でワークショップなどを計画しているとの事。

まだ、行ってないけれど、楽しみだ。

行っていないと書いたけれど、
正確には、行ったけど開いていなくて、中に入れなかったのだ。

その代わりに、関西から来たという樹木マニアに声をかけられ、
色々としゃべったのだが、あちらが望む様なトリビアを
一切持ち合わせておらず、申し訳ない限りだった。
曰く、「とにかく枝振りがすごい」という話だった。
マニアらしく最高潮のテンションでそんな事を捲し立てられて
何だか嬉しくなる自分に、ここで生まれ育った事を再確認できた。

2013年1月13日日曜日

47

僕の今年のスタートは、かつて、自由民権運動の志士たちが 
イノシシ狩りと称して決起集会を開いた高知の土佐山からだった。 

コミュニティー ビジネスというと、一気につまらなくなるが、 
そういうフォーマットありきではない動きをしている 
数人の呼びかけに集まった人数は150人を数えた。 

販売会でも展示会でもなく、更には講演会でもない、 
この集まりを説明するのは難しいけれど、
高いモチベーションが集結していたのは間違いない。

 

振る舞われたシシ鍋が自由民権運動の決起集会を彷彿とさせる
という仕掛けも気が利いていた。

2012年11月14日水曜日

46

コーヒー豆を買うのは徳島市内。
毎朝、ペーパードリップで淹れる様にしている。

今の徳島を象徴するものの一つにコーヒーがあると思う。
徳島には、地方都市の割には昔から焙煎所が多く、
県民の最大公約数は、深入りとコクを求めると言われながら、
飲み易い口当たりが印象的な、 焙煎時の美意識というか、
ある種の方向性が特徴付けられるのではないだろうか。


日本国内でもスペシャルティ コーヒーが当たり前になり、
アメリカ西海岸ではペーパードリップ ブーム、
そして、オスロからも新しい波が聞こえてくる昨今、
徳島のコーヒーも独自の文化だと思っている。

ツーリズムに通じるコンテンツとして考えた時に、
香川での「さぬきうどん」に成りうるのは、
「たらいうどん」でも「徳島ラーメン」でもなく
「コーヒー」、もっと突っ込むと「焙煎所」だと思う。
地域ならではの特異性という部分はどれにも当てはまるが、
1回の訪問でいくつも比較でき、
わざわざ足を運ぶ事によって安く購入できる事で
アミューズメント性を帯びたというのが、
ツーリズムとしてのさぬきうどんブームの根幹を形成した
と考えると、やはり、コーヒーの焙煎所だと思う。

勿論、焙煎所の方々は格好良い大人が多いので、
「コーヒーでそんな事、やってくれるな」とおっしゃるだろう。
個人的にも、「阿波踊りコーヒー」とか「藍コーヒー」とか、
変な方向に行くのだけは勘弁して欲しいな。